ヤノフ村の織物の可能性

今、「ヤノフ村の織物」の本を作っています。今年の秋ころ発売される予定です。ということで、ヤノフ村の織物や織手さんのことをいつも以上に毎日毎日考えて文章にしています。
きっと良い本になるので、どうぞ楽しみにしていてください。

私のバイブル、E・F・シューマッハの「スモールイズビューティフル 人間中心の経済学」にこんな一節があります。
「機械化には2種類あって、第一は人間の能力を高める機械化、第二は人間の仕事を機械という奴隷に引き渡し、人間をその奴隷への奉仕者にしてしまう機械化。

じゅうたんを織る機は、縦糸をピンと張って、その間に職人の指で毛糸が織りこまれるように考案された道具である。一方動力織機は機械である。それが文化の破壊者だというのは、仕事の中で本質的に人間が行うべき部分を機械が行なうからである。」

シューマッハは正しい機械化で人間性を純化する必要があると説きます。

ヤノフ村の織物を取り扱う立場として何が一番大事なのかを考えます。やはり<人間の創造力>を最大化するのが大切なのです。そしてヤノフ村の織物はその可能性があるのです。
くわしくは「ヤノフ村の織物」の本で。

ヤノフ村の織物展次回は仙台つむぎ雑貨店さんで3月24日(金)からです!24日(金)と25日(土)にはポーランドスープ、ジュレックがふるまわれますよーー。どうぞお楽しみに。
つむぎ雑貨店
仙台市青葉区立町6-16
Tel 022-265-5517
Open 12:00~18:00
定休日 水・木(臨時休業有)
Web http://tsumug1.com
Mail info@tsumug1.com
「織物とスープの日」開催! ポーランドのスープ “ジュレック”(ライ麦の発酵スープ) をWelcomeさんに作っていただき、つむぎ雑貨店店内にてお召し上がりいただけます。3/24日(金)25日(土)限定販売。
ぜひこの機会に織物と一緒にポーランドの味をご堪能ください。